水道局では、河川や井戸から取り入れられた水に色々な浄水処理を施し、安心できれいな水道水をつくっています。
ここでは、水を取り入れてから、水道水となってみなさまの元へと届くまでの一般的な過程をご紹介します。
河川などから取り入れられ、水道水のもととなる水のことを”原水(げんすい)”といいます。
原水には、流れている場所によって色々な種類がありますが、徳島市ではおもに次の3種類(表流水・伏流水・地下水)の原水から水道水をつくっています。
- ■表流水
- 河川の地表上を流れている水です。
- 水量的に豊富で安定した取水が可能であり、日本の水道水としてもっとも利用されています。
- ただし、季節による水温の上下や、大雨による濁りなど、水質的な変化が大きいという性質もあります。
- 徳島市では第6水源がこれにあたります。
- ■伏流水
- 河川の底に形成されている砂利層の内部を流れている水です。
- 砂利層のろ過効果によって表流水に比べて不純物の少ない良質な水で、比較的安定した取水量が期待できます。
- 徳島市では第4水源がこれにあたります。
- ■地下水
- 地表面の下を流れている水です。
- 一般的に表流水や伏流水などの河川水に比べて水質・水温の安定した良質な水ですが、土壌から溶け出した成分によっては、塩分や硬度(カルシウム・マグネシウム等)が高くなることもあります。
- なお、過剰に取水すると地盤沈下の原因となるため、大量の取水はできません。また、いったん汚染されると回復は難しいので注意が必要です。
- 徳島市では第1,2,3,5,7水源がこれにあたります。
取り入れた原水にいろいろな処理をほどこして、安全できれいな水道水をつくります。
土や砂などを含む表流水では、まずはそれらの不純物を取り除かなければいけません。
徳島市では「急速ろ過方式」と呼ばれる処理を採用しています。
- 1.沈砂池
- 取り入れた水の中にまざっているゴミや砂などの大きな不純物を取り除きます。
- 2.混和池
- 土や砂などを吸い付ける薬を混入して、沈砂池では取りきれなかった小さな不純物を大きなかたまりにします。
- 3.沈でん池
- 混和池で大きなかたまりにした砂や不純物を沈めます。
- 4.ろ過池
- 沈でん池できれいにした水を、さらに砂の層でろ過します。
このようにして、きれいになった水に塩素注入設備で次亜塩素酸ナトリウムを入れて消毒します。これで安心して飲むことのできる「水道水」ができあがります。
安心できれいな水道水をみなさまのご家庭へと送ります。
- 1.浄水池
- きれいになった水を溜めておく池で、配水池へと送る水の調節をします。
- 2.送水ポンプ
- 使う水の量にあわせて、配水池へと水を送ります。
- 3.配水池
- 山の中腹などの、少し高いところにあります。ここから自然に流下させて、みなさまのご家庭や学校、工場などに水を送ります。
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